島暮らしは、移住する前に体験制度を活用するべきです

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島暮らし生活/暮らし移住

島暮らしは、2025年問題を前にして都会へ集団就職した団塊の世代だけでなく若い世代でも人気が高まっており、多くの自治体で過疎化を抑制する手段として様々なサポート体制を整えているのが現状です。新潟県の佐渡島や鹿児島県の奄美大島などの大きな島は、大都市圏に比べて鉄道や高速道路などの交通アクセスが劣るものの、深夜まで営業している飲食店や販売店など大都市圏と大差無い便利な生活を過ごすことができます。手厳しい言い方をするなら、無駄なお金を使って住み慣れない土地に移り住んで大都市と同様に便利な生活をする意味がわかりません。離島に移住するなら、大きな島ではなく小さな島がおすすめであり、敢えて不便を常とする日常を過ごすべきです。

島暮らしは、規模が小さくなればなるほど生活の便利と言う要素が削れて行くだけでなく、人のよっては煩わしいと思える島民との濃厚で密接なコミュニケーションが必須となります。移住者は、手付かずの自然と何処までも続くように感じられる青い海を眺めながら好き勝手に生活をする事を思い描きますが、狭い島内では四六時中島民の目が光っているように感じられてストレスを感じてしまうのが現状です。しかし、離島に移住して島暮らしの生活基盤を整える為には島民との関わりは必要不可欠であり、自治体が運営する地域おこし協力隊や移住定住促進サイトを利用するなら島民との関わりは避けられません。また、先輩移住者の体験談の拝聴やお試し暮らし体験制度などで、実際に島暮らしを体験するのも必要不可欠です。

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